韓国流まけず嫌い
ずっと通ってる講座のK先生。その妹分である、Iさんが・・・・
スポンサーを得て、安く建物を借りて、規約をつくり。。
満を持して「韓国語サークル」立ち上げました。
そこで、そのお祝いに行ったんですが。。
Iさんは、礼儀正しく社交的で、日本人より日本人らしく、
しかも韓国人の年上を敬う心を併せ持っている方でした。
その集大成が、「韓国語サークル」として形になった。
そんな気がしました。
するとK先生は、そのサークルのお祝いに行ったあと急に・・
K先生「来年、私もサークルをたちあげまーす!」
私「( ゜.゜) ポ?突然何を?・・・・」
・・・それまでそんなこと言ってもなかったのに、突然言い出しました。
これが、「韓国流負けず嫌い」。
いわゆる「恨(ハン)」なんだなぁと「はっ!」としました。
先ほども言いましたけど、Iさんは、日本にやってきてから、こつこつと仲間を増やしたり、
商売を通して知り合った方々との親睦、持ち前の社交性・・その集大成として作り上げた。そう感じました。
しかしK先生は「結果だけを見て、結果だけを越えよう」としています。
この場合「建物を借りてサークルを立ち上げる」それだけ実行しようとしています。
しかもその根底には
「不覚にも妹が先にサークルを立ち上げてしまった。それなら姉の私は、もっとすごいサークルをつくらなければ!」
っていう
「屈折した負けず嫌い」
がありありと感じられる。
そして、K先生は現在、物件とスポンサーを集めようと奔走している。。。
明らかに、建物を借りて電気代、ガス代、水道代を払うより、今のように、
公民館の一室みたいなところでやったほうが、投資も少なく、よっぽど経済的で掃除もしなくていい。
しかし、プライドが許さないんだろう、サークルを立ち上げるおもな理由は、プライドだ。
「日本生活の集大成としてのサークル」・・「妹に負けたくないとして作ったサークル」
同じ結果でも、これでは勝ったことにはならない。どうしてそんなことを分からないのだろうか。
妹に先を越される結果を招いたのは、自分自身に問題があったからで、
そこを見つめなおして反省して、変えていかないと将来また同じ過ちを犯してしまう。
しかしプライドが邪魔して負けを認めない。っていうか妹に負けるはずがないとさえ思っている。
それにしてもK先生は、私が先入観で考えていた韓国人をそのまま体現したひとだなぁ(苦笑)
肉を切らせて骨を断つ。じゃなくて、肉は絶対切らせず骨を絶つタイプだもんなw
☆肉を切らせて骨を断つ
自分が相当の痛手を受けても、敵にはそれ以上の打撃を与えて打ち勝つ。捨て身で戦う覚悟をいう語(広辞苑第4版より・今まで間違って理解していました(^^;)
日本の「アメリカに追いつけ追い越せ」と、韓国の「日本に追いつけ追い越せ」に何か違和感を感じていたのはこういうことだったのかと、感じました。
統一日報より
「ハン」は漢字で「恨」と書かれるので日本語の「恨み」と同じような概念だと思われているが、そうではない。「恨み」は相手に対して抱くものだが、「ハン」は多くの場合、自己の中で醸すものである。
この「ハン」を成立させている情動は、「あこがれ」だと私は思う。自分にとって理想的な状態、あるべき姿、いるべき場所・・・さまざまな理由で、そういうものから離れてしまっている、そのときに、韓国の人は「ハン」を心の中に積もらせる。つまり、理想的な状態、あるべき姿、いるべき場所への「あこがれ」と、それへの接近が挫折させられている「無念」「悲しみ」がセットになった感情が、「ハン」なのである。
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コメント
いいですね!「韓国サークル」
私の近くにも、そういうのがあると嬉しいんだけどな~
(通いやすい場所にね!)
でもK先生のお話、人事ながら心配しちゃいますね。
その後の展開、是非教えて下さいね。
投稿: roto6 | 2005年7月17日 (日) 11:59
「韓国サークル」は本当にすばらしいんですけどねw!!
了解です~今後の展開も報告しますーw
投稿: 管理人 | 2005年7月17日 (日) 13:42