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2005年12月28日 (水)

「外国人力士はなぜ日本語がうまいのか」レビュー

以前にきのこさんからレビューのご要望があってました本書ですが、病床の身の分際で一気に読んでしまいました。


非常に分かりやすい言葉で書いてあって、頭痛のする頭でも(オイオイ)すらすら読めました。


最近読んだ本の中で一番すっきり分かりやすい本でした。


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target="_blank">外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ


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宮崎 里司




とても一言でいえないですが、読んでてすごい面白かったですね。


印象に残っているところは・・・


相撲部屋の中では、親方、おかみさん、兄弟子には敬語、若い衆とは敬語なしで・・・というふうに会話を使い分けなきゃいけない。


一歩外に出れば、部屋のご近所さんにも失礼が無いよう敬語は使えなきゃいけない。


後援会、慰労会ではあいさつしなきゃいけないし、2次会ではカラオケだってうたわなければいけない。


そのためには、歌も覚えなきゃいけないし、ユーモアの効いた挨拶も必要。


部屋宛てに届いたファンレターやファンメールを読んだり、返事を出したり。


兄弟弟子と楽しくドラマ見たり歌番組見たり。


地方巡業に行けば、大阪弁、博多弁、名古屋弁などの方言と接する・・・


という、いわば日本語漬けともいえる環境


強いだけではだめなんですねお相撲さんって。


力士としての威厳、風格のためには、パーティ、後援会でちゃんと受け答えが出来なきゃいけない。


成績が上がればマスコミの取材も入るし、ファンのイベントも増える、また日本語が美味くなっていくという、成績比例の法則


強くなる=日本語が上手でなければならないという強い動機付け


私の思った以上に、いろんな日本語が普段の生活に入り込んでるな~っておもいました。


しかも尊敬語の使い分けが必要な上下関係をきっちり分けた形で。


これはある意味、留学生よりバラエティーに富んだ日本語に接してます。


こりゃー上手になるわけです。本当にそう思いました。


また筆者の宮崎先生がオーストラリアで日本語を教えられていたとき、英語が不得手でそれを克服するための苦労話とかも面白かったですね。


この本にも書いてありますが、外国語学校に通ってると、先生の言葉はわかるけど・・・
他の人のいってるのが分からないって言う壁に当たってきます。


そのカギを解くのがこの日本語漬けの生活かもしれません。


普段の生活の中で、英語のラジオを聞く、英語の歌を覚える、英語のテレビを見る、字幕なしで映画を見てみる、英語のゲームを無理やりする、
ペンパルに手紙を書く・・・


こんなこと義務教育+3年+2年の間に一回もしなかったなー


そりゃ身につかんわなぁって思いました。


という先生に教えてもらう以外の自分の時間の使い方が非常に大切なんだなーとこの本を読んで感じました。


あとは強い動機付け。これは難しい・・・ですが。


個人的には、「韓国語のはじめ方・つづけ方」より語学学習のヒントが詰まった本でした。とても面白かったです。


 

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コメント

正月休みは実家でアナログ生活を送っていたので
すっかり出遅れてしまいました。

どうぞ今年もよろしくお願いします。

待ってました!このレビュー。

なるほどね~ここまで日本漬けだとうまくなる
わけですね。学生時代、英語の語学研修で何度か
ホームステイを経験しましたが、ここまでは
やはり無理ですね。ここまでの過程をすべて
こなすのには、力士にならなきゃ!?ですが、
何かしら一つを自分の生活に取り入れ、研鑽を
図りたいものです。

投稿: きのこ | 2006年1月 7日 (土) 01:37

こちらこそよろしくお願いします。
本当に読んでみて思いましたが、日本にきている留学生よりバラエティーに富んだ日本語に接してるんですね力士って。

>何かしら一つを自分の生活に取り入れ、研鑽を
>図りたいものです。

全く同感です、
私はカラオケの持ち歌をふやすことにしましたがw

投稿: 管理人 | 2006年1月 7日 (土) 16:06

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