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2009年2月16日 (月)

話してみよう韓国語・鹿児島大会終了しました。

皆様応援いただきありがとうございました。結果と原稿を報告します。


PDFファイルは、以下のリンクからどうぞー
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"https://kazumaro.cocolog-nifty.com/corean/files/genkou.pdf"
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alt="話してみよう韓国語・提出用原稿をダウンロード"
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한국어로 시작된 인연


“부산에 간다면 반드시 곱창을 먹어야 돼”
저는 한국어 교실 사무장님한테 곱창 이야기를 귀에 못이 박힐 정도로 들었습니다
그래서인지 언젠가 부산에 가서 곱창을 실컷 먹겠다고 생각하게 되었습니다.
그런데 기회는 생각지도 않게 찾아왔습니다
친구들과 함께 부산에 놀러 가게 된 것입니다.
밤에 친구들 몰래 빠져나가 반드시 곱창을 먹겠다고 결심한 저는,
하루종일 여기저기 가서 기진맥진 해진 몸을 이끌고, 졸린 눈을 비비며 곱창골목으로 향했습니다.
곱창골목이 가까워지자 곱창 굽는 냄새가 나기 시작했고 갑자기 배가 고파지기 시작했습니다.
골목에 들어서는 순간 어머니가 저에게 말을 걸어왔습니다
어서오이소~~ 어서오이소~~ 이리 들어오이소~~~”
곱창이 먹고 싶어진 저는 어머니의 가게에 들어가버렸습니다.
“양념구이 할래? 소금구이 할래?.... 어느쪽이 맛있냐꼬? 어느쪽이나 맛있따!!”
어머니는 조금 화난 얼굴로 말했습니다.
저는 조금 생각한 후 부산 사람은 어느쪽을 좋아하느지 질문을 바꾸어 물어 보았습니다.
“부산 사람은 어느쪽을 좋아하냐꼬?
부산 사람은 소금을 좋아하고 일본 사람은 양념을 좋아한다.
일본 사람이믄서 소금구이로 할라꼬? 좀 남다르네”
라고 어머니는 조금 신기한 얼굴로 저를 쳐다보았습니다.
그리고 참이슬도 부탁했습니다.
어머니가 바로 앞에서 곱창을 굽기 시작했습니다.
좋은 냄새가 나기 시작했고 배에서는 꼬르륵 소리가 날것 같았습니다.
“자~ 다 구부졌으이까.. 이자 묵으도 됀다”
저는 어머니가 알려주는 대로 곱창, 쌈장, 양파를 상추에 싸서 입에 넣고 씹어 보았습니다.
그러자 곱창은 매우 부드러우면서도 꼭꼭 씹어서 먹어야 할 정도로 탄력이 있었습니다.
게다가 소금구이라서 곱창 본래의 희미한 단맛이 나와 너무 맛있었습니다!!
과연, 이래서 부산 사람은 소금구이를 좋아하는 거네요
그 감동을 “맛있어요”라는 말로 어머니에게 전하자
“맛있다꼬? 그라믄 당연하제!! 뭐이뭐이 해도 내가 구부서 맛있는기다!! 자아 많이 묵으라!!”
라고 어머니는 기뻐했고, 저는 술기운으로 “네! 많이 먹겠습니다”라고 대답했습니다.
“많이 묵겠다꼬? 호호호”
“그라믄 그래야제 일본 손님!”
“참! 일본 사람은 모두 그란 것 같은데 소주는 조금씩 마시믄 안돼!!”
“단숨에 마시는기다.. 이렇게 크~~ 이게 맛있따… 한번 해봐라”
저도 어머니가 말한대로 단숨에 마셔 보았습니다
그러자 저도 저절로 “크~” 소리가 나왔습니다.
“그래 바로 그기야!! 크~~ 라는 소리가 나오제? 그기 좋은 기다”
“그리고 일본 사람은 참이슬을 좋아하지만, 사실 부산에서는C1이다! C1(시원) 마시라”
어머니는 주문하지도 않은 C1 소주를 가지고 왔습니다.
저는 C1도 똑같이 단숨에 마셔 보았습니다.
역시 “크~” 소리가 저절로 나왔습니다.
하지만 지금이니까 말하지만 저는 참이슬을 좋아하는것 같습니다.
부드러운 곱창, 금방 구운 마늘, 그리고 C1소주 이 모든것이 최고였습니다.
하지만 다음날은 심한 숙취때문에 죽을 뻔했지만요.
한국어 교실을 통해 사무장님과 만나고
사무장님이 알려준대로 곱창을 먹으러 갔다가 부산의 어머니를 만났습니다.
그리고 그 인연이 오늘 이 자리에 서서 여러분에게 이야기할 기회까지 주었습니다.
한국어를 통해 여러분과도 인연을 맺게 된 것입니다..
앞으로도 열심히 공부해서 한국어를 통해 더 많은 사람과 인연을 맺고 싶다
그렇게 생각하고 있습니다.
하지만 오늘만큼은 다 잊고 맛있는 고구마 소주를 코가 삐뚤어지게 마실 겁니다.
그리고 내일은 또 숙취를 견디면서 일을 하게 될 것입니다..
끝까지 경청해 주셔서 감사합니다.

韓国語からはじまった縁

「釜山へ行くなら、絶対コプチャン(ホルモン)をたべなさい。」
わたしは、韓国語教室の事務長さんからコプチャンの話を耳にタコができるほど聞きました。
そのせいか、いつか釜山に行って、コプチャンを腹いっぱい食べようと思うようになりました。
ところで機会は、思いがけず訪れました。
友人たちと、一緒に釜山に遊びに行くことになったのです。
夜、友達に内緒でこっそり抜け出して、絶対コプチャンを食べよう!と決心した私は
一日中あちこち行って、疲労困憊した体を引いて、眠い目をこすりながらコプチャン通りに向かいました。
コプチャン通りが近づくにつれ、コプチャンを焼く香りがしてきて急におなかがすいてきました。
コプチャン通りに入ってすぐ、お母さんが声をかけてきました
「いらっしゃい、いらっしゃい、おはいりください」
コプチャンが食べたくなっていた私は、お母さんのお店に入ってしまいました。
「タレにする?シオにする?・・・どっちがうまいかって?どっちでもうまいさ!!」
お母さんは、ちょっと怒った顔でといわれました。
私は、少し考えた後、釜山人はどちらがすきなのか質問を変えて聞いてみました。
「釜山人はどちらが好きかって?
釜山人は塩が好きで、日本人はタレが好きだね。
日本人なのにシオ頼むのかい。かわっているねぇ」
とお母さんはちょっと、不思議な顔で私を見ました。
そして、チャミスルを頼みました。
お母さんが、目の前でコプチャンを焼きはじめました。
いい香りがしてきて、おなかから“ぐーっ“と音が出そうでした。
「さあ、焼けたよ。食べなさい」
私は、お母さんに言われるがままコプチャン、サムジャン、たまねぎを、サンチュに包んで、噛んで見ました。
すると、コプチャンはとてもやわらかいながらも、強くかまなければならないほど弾力がありました。
しかも塩味で、コプチャンの本来のほのかな甘みがあって、とてもおいしかったです。
なるほど、だから釜山の方は塩で食べるんですね!
その感動を「おいしいです」とお伝えしたら
「おいしいだって?それはそうだよ、なんといっても私が焼いてるんだから。さあさあたくさん食べなさい!」
と、お母さんはとても喜んで、私はお酒の勢いで「はい、たくさん食べます!」と答えました。
「たくさん食べますだって?」
「そうこなきゃ日本人のお客さん!」
そうだ、日本人はみなそうだが、焼酎は、すこしずつ飲んだらダメだ。」
「一気にのむんだ。こうやって”くー”これがうまいんだ。一回やってごらん」
私もお母さんに言うとおり、一気に飲んでみました。
私も”くー!”って声が出ました。
「そうだそうだ、”くー”って声が出るだろ?これがいいんだよ。」
「それと、日本人はチャミスルがすきだけど、本当は釜山では、C1だ。C1を飲みなさい!」
お母さんは、頼んでないのにC1持ってきました。
私は、C1も同じように一気に飲みました。
やっぱり「くぅー!」って声が出てしまいます。
でも、今だから言いますけど、私はチャミスルのほうが好きみたいです。
柔らかいコプチャン、焼きたてのにんにく、そしてC1すべてが最高でした。
しかし、次の日はひどい二日酔いで、死にそうでしたけどね。
韓国語教室を通じて、事務長さんと出会い、
事務長さんが教えてくれたとおりに、コプチャンを食べに行ったら、釜山のお母さんに会いました。
そしてその縁は、今日この場に立って皆様にお話しする機会までくれました。
韓国語を通じて、皆さんともご縁を結ぶことになったのです。
今後も、一生懸命勉強して、韓国語をつうじて、もっとたくさんの人とご縁を広げて行きたい。
そう考えています。
しかし、今日だけは、すべて忘れて、おいしい芋焼酎を浴びるほど飲みます。
そして、明日はまた二日酔いに耐えながら仕事をしたいと思います。
最後まで、ご清聴ありがとうございました。


このエピソードに決めたのは、”釜山なまり”をやってみたかったからです。


それは、とても好評でとっても嬉しかったです!


今回の結果は優秀賞(2位)でした。音声は後日に。


どっと疲れました。去年も終わってからどっと疲れが来ましたが・・・


・・・・・・


帰りの電車の中で、


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target="_blank">起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術


勝間 和代

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を読み出していたら、


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妬むのは、ある意味、自己正当化のためです。すなわち「あいつがうまくいってるのはずるいことをしているせいだ」とか、
「あいつがうまくいっているのは運がよく恵まれているせいだ」ということで、自分の尊厳を守るため、自己正当化に走るのです。


そうではなく、私のお薦めは、相手がすごいなと思ったときに、それを妬む暇があったら、とりあえずその要因を要素分解することです。



1位との差は、内容の差だからなーと自分を正当化していたんですが


これを読んで「うーーーーん」となってしまい・・・


講評で個別具体的に丁寧なご指摘を頂いたので、そこにヒントがあるのでは?


と、記憶が鮮明なうちに反省して記録に残しておこうと思いました。


ご指摘を受けた箇所は、

1.するするするっと終わっちゃった。
2.쌈장(サムジャン)の濃音が若干悪かった。
3.オモニじゃなくてアジュマだろう

あ、優勝された方は、ほとんど講評で指摘がなかったのでそれで優勝なんですねキット。

なんかこういうのは減点法で評価するって聞いたことがるのを思い出しました。

話がそれました。

1番のするするするって終わったは、多分・・・私なり考えてに思ったのは

ラストの結びがちょっと弱かったせいのように思います。

チャミスルをみるとC1を思い出して、オモニを思いだす。そんな話を飲み会でしたら、私を差し置いて、 友人が釜山のオモニにあいにいっちゃったり・・・

そんなエピソードもうちょっと入れ込んだり、”縁”と”オモニ”をもうちょっとうまくくっつけないといけなかった気がします。

よく考えたら、釜山のオモニがスピーチの中で面白いだけの存在になってました。

もうちょっとフォローしないといけませんでした。

2の発音については、指摘されたのが쌈장(サムジャン)だけだったので・・・

でも私、意識して激音、平音、濃音、パッチムを使い分けているわけではないんです。

敢えて言えば・・・直感なんですよね。それで実感がないというか信じられないというか・・・

3のオモニじゃなくてアジュマだろについては、なるほど、そうでした。

誰が聞いてもオモニと呼ぶことを納得するようなエピソードを入れておくべきでした。

実は一番最初に作った、ソウルのオモニを題材にしたスピーチと内容的に似てるんですよね。

今回も、相手がアジュマだけに同じようなエピソードがあったんですが、

あえて、以前と同じようなエピソードを使わなかったんですよね。

そこがいけなかったようです。

前のエピソードと同じようなのを使うのは大人気ないと思ったんですが、

でも、コンテストなんでいい点とるのが最大の目的なんですよね。

そのためには(合法の範囲で)何でも使ったる!っていう貪欲さがなかったようなきもします。

あ、でも今回はゆっくり言うことは出来ましたヨ。

さてさて、これを踏まえて・・・

機会がありましたら、またがんばってみたいと思います!!

Special Thank'sガラゴさま、こまちさま

今回お二人の多大なるご支援で、このような結果をいただけました。本当にありがとうございました。心より感謝いたします。

H21.2.17エントリーを16日に続いてさらに修正しました。

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コメント

まろさん、お疲れさま。

コンテストは審査員の耳で決まります。
審査員の心に残らなければならないです。

でも、優秀賞(2位)ですね。
頑張りましたね。
おめでとうございます。

音声の公開を楽しみにしています。

で、이자 묵으도 됀다の「食べる」単語違う?


投稿: けぃ。 | 2009年2月16日 (月) 11:39

■けぃ。さま

>まろさん、お疲れさま。

ありがとうございます!先ほど音声を公開してみました。お聞きいただき感想をいただけたら嬉しいです。

>で、이자 묵으도 됀다の「食べる」単語違う?

私も詳しくは分からないのですが、釜山なまりでは먹→묵になるみたいですよ。

投稿: まろ | 2009年2月16日 (月) 22:28

こんにちは。

今、まろさんのブログを読んで먹→묵は
韓国語ジャーナル 第5号の93ページに
書いてありました。
「映画で学ぶ 会話表現~釜山の言葉~」

まろさん、いっぱいお勉強しましたね。
教えてくれてありがとうございます。

投稿: けぃ。 | 2009年2月17日 (火) 11:44

■けぃ。さま

>韓国語ジャーナル 第5号の93ページに
書いてありました。

そうでしたか~ご理解いただいてよかったです。
今回は本当に色々勉強になりました!!

投稿: まろ | 2009年2月17日 (火) 23:28

チュッカハムニダ~!
原稿内容も、とっても面白かったです!
まろさんなりの反省点もあるかと思いますが、
コンテスト自体を楽しんでいらっしゃるように感じたので、よかったですね^^

投稿: nikka | 2009年2月19日 (木) 22:41

■nikkaさま
>原稿内容も、とっても面白かったです!

ありがとうございます
個人的には楽しめたし、たくさん笑っていただけたしとてもよい大会でした。
また次回も参加できますしね(笑)
応援ありがとうございました。今年1年いい寝た発掘に努めます~

投稿: まろ | 2009年2月21日 (土) 22:53

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