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2009年11月29日 (日)

「あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅」読みました。

あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅
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NHK土曜ドラマで放映された「遥かなる絆」の原作本です。

お父さんは、中国残留孤児で1970年代に一番最初に帰ってきた方、その娘さんが城戸久枝さんです。

その激動のルーツを10年かけてたどり、その過程で久枝さんにもさまざまなドラマがありその2つからこの本はできています。

そんな濃い本(450ページくらいある)ですが、

とても読みやすく展開も丁寧で、駆け足みたいなところもなく読めました。

いろいろ印象に残るところはありましたが、一つ紹介します。

私は、中国と日本の政治的な話題を中国人と話すことは相変わらず抵抗があった。長い時間をかけて中国と付き合っても、それだけは変わらなかった。でも、なぜだかこれでいいと思った。自分の感情をごまかすことからは何も生まれはしないだろう。歴史や国際関係の専門家ではない私には、日本と中国の関係に独自の知見があるわけではない。私が感じ、いまも思うことはたった一つだけだ--私と彼らの間には、分かりあえることもあれば、分かりあえないこともある。彼らが私を変えることはできないし、私が彼らを変えることもできない--特別なやり方など、何処にもありはしない。それでも彼らと私の関係は続いていく。

このブログをはじめてから、日韓の諸問題に色々思ってしまった時期もありましたが

今わたしも、「分かりあえることもあれば、分かりあえないこともある」って思っています。

というか、そこにしかゴールがないような気がしています。

何も分かり合えないのは、日韓の関係だけでなく、

日本人同士でも、分かり合えないことはあるんですよね。

なぜにそんなに「日韓だけにこだわるのか」と考えてみたら、

私には理由がなく、感情的なわだかまりがあるだけでした。

そのわだかまりも、話題を避けているうちに今ではだいぶ溶けてしまいました(笑)

私と韓国は完全にプライベートな関係なんで、

オフィシャルな公式見解なんて必要ないし、

いやな機会は授業受けてるわけでもないので避けようとすればできるし

わざわざ正面きっていばらの道を行かなくてもいいでしょう(笑)

そういう姿が卑怯だといわれたくないと思っていた時期もありました。でも、それも、私の意志では変えられないことなのですよね。

ま、いろんな人がいるから、そこに隙間ができて、自分のポジションがあるんじゃないかという気もします。

それに、熱くて情が多くなければ韓国人じゃないですよね(爆)

この本を読んでそんなことを思いましたが、

日中は日韓の比じゃないですね・・・それからすると、全然たいしたことじゃないようにも思えました。

今度は、この本に出てきた「ワイルド・スワン」をちょっと読んでみようかなと思ってます。

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