ワイルド・スワン〈上〉 読みました
ワイルド・スワン〈上〉 (講談社文庫)
土屋 京子
中国で、軍閥の群雄割拠時代から、満州国成立、崩壊、
国共内戦、中華人民共和国成立・・・
この間わずか20数年くらい・・激動過ぎる
それを、筆者の祖母と、母を通して描いてありました。
まだ上巻なのに、内容が濃かったです。
国民党の「汚職がひどい」とは知っていましたが、
その具体的なことをはじめて知りました。(本の中でですが)
肩書きを金で売るは、荷物を運んでいたらトッ捕まえて物を奪う、
それを転売する。
給料がなく、基本現地調達らしく・・・それで軍の規律が緩んだりしたのですね。
もしかしたら、アフガニスタンで問題になっている汚職も
きっとこんな感じなのかもしれないとも思いました。
一方共産党は、搾取していた大地主から土地を小作人に返して、農民から支持を得て、
農民から食料を得たり、農民から兵士を育てたり、食料を配給したりして支持を広げていったのですね。
なんというか、革命を成し遂げる!
という熱意というか意思が全然違う気がしました。(この本を読んだ感想ですが)
それで、戦後すぐは北朝鮮のほうが、経済的にも軍事的にも優位だったのかなぁと思いました。
アフガニスタンで、タリバンが勢力を盛り返しているのも、汚職撲滅とか、規律とかそういったところに理由があるのかもしれないとも思いました。
なんとも、衝撃的で度肝を抜かれる本でした。
これから、中、下と読みます!
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