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2010年1月 4日 (月)

ワイルド・スワン〈中〉〈下〉読みました

ワイルド・スワン〈中〉 (講談社文庫)
土屋 京子
4062638134 
ワイルド・スワン〈下〉 (講談社文庫)
土屋 京子
4062637731

文化大革命の生々しさが、大地の子とはまた違った形で描かれていました。

文化大革命が、実は毛沢東の権力闘争で、その過程で高級幹部が次々と葬り去られていくんですが、

ユンチアンさんの両親も高級幹部だったので、権力動向と連動して

ついには父さんも、ターゲットにされ、つるし上げられます。

理想の共産主義国家を目指すお父さんが、拷問の中で

気が狂ってしまうのがなんとも皮肉で・・・

こんなことがつい30年ほど前まであったのかと思うと、

中国ってやっぱり、とてつもない国ですね。

日本だったら、たとえば共産主義者だといわれても、

日本共産党の職員になる道は閉ざされないけど(むしろ入りやすくなるかもしれないけど)

当時の中国で走資派といわれたら、

唯一の党共産党が主導する国家体制の中では、存在できない・・・

かといって死ねば、共産主義社会を否定したことになって、その子孫にまで影響が出てしまう・・・

なんと言う逃げ場のない社会なんだと思いました。

拉致被害者の蓮池さんが、なんかの番組で「北では個人でできることは本当に限られている」

って言われていたのが、この本を読んでなんとなく分かりました。

とても面白かったです。

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