坩堝(韓国語)を読了しました。
11月くらいから読み始めましたので2ヶ月くらいで読めました。
今年中に読めてよかったです!

<ほぼネタばれですごめんなさい>
聴覚障害者が通う学校で起きた、教師による性暴力事件を題材にした話なのですが・・・(しかも実話を基にした話)
暴力を行った教師は捕まって、裁判となるんですが、被告人は、それこそもーー凄腕でやり手の弁護士をつけます。
告発者で主人公のイノ先生の過去を暴露したりして
証言者としての信憑性を下げたり、証人の親を懐柔したりと
それこそ無罪を勝ち取るためにありとあらゆることをします。
それよりショックだったのは、主人公の彼・・・
最後逃げちゃうんだもんなー
心の声:えええーーーうそーマジで?これであってるの?これであってるの?えホントに・・・うわーやっぱりそうなのか・・・
(事実確認するのに30分くらいかかりました。)
世の中の不条理さ、理不尽さ・・・そういうものをまざまざと見せ付けられましたが・・・
しかし、そんな中でも被害者は時と共に、大きく成長して、この事件を乗り越えていきます。
理不尽や不条理な世の中でも、未来や希望はある・・・
そんなことをこの小説を読んで強く感じました。
今度は그건, 사랑이었네(それは愛だったのね)を読もかな。発注している「楽器たちの図書館」が来たら、そちらを先に読みます。
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コメント
「るつぼ」、私も読みましたが、たしかに最後の方の「え、逃げちゃうの!?」はあれれ!?でしたね。
「オンマをお願い」も読みました。じつは私のブログの記念すべき(?)最初の記事と2番目の記事が上記2作品の感想です。お目を通していただければ幸いです。→
http://blog.goo.ne.jp/dalpaengi/e/0dc0d8a666f5bde8f2d3ed7a979992ca
なお、ハン・ビヤさんの「地図の外に行軍せよ」という本について、そのうち記事にする予定です。
[おまけ]私も「韓国語能力試験6級、ハングル検定2級を目指してま~す」です。私の場合は目標達成は来年以降でしょうが・・・。
投稿: ヌルボ | 2011年2月 6日 (日) 03:32
■ヌルボさま
読ませていただきました~
「オンマ」「るつぼ」そしてハンビヤさんの作品は、韓国語読書をはじめた日本の方なら自然とたどり着く本みたいですねw
「地図の外に行軍せよ」面白そうなタイトルですね。
私も読んで見たいと思います。
検定試験もお互いがんばりましょう!
投稿: まろ | 2011年2月 6日 (日) 10:22