風の娘、歩いて地球3回半・第1巻読み始めました。
ハンビヤさんが世界中を歩いて旅行したそのお話がいっぱい載っています。
今まで読んで一番印象的だったのは、
アフガニスタンからトルクメニスタンに陸路で国境を越えようとしたんですが、
トルクメニスタンの入国審査で散々待たされた挙句、トルクメニスタンのビザがあるにもかかわらず
国境警備隊「ビザを本物と確認したが、この国境はアフガニスタンと、トルクメニスタン人の往来しか許可されておらず他の外国人は通過させるなの上司の指示だ。飛行機で入国しろ。(ペルシャ語)」
といわれたハンビヤさんは、「水鬼神作戦」を実行。
(물귀신 작전:可能性が1%でもあったら食らいついて放さないハンビヤさん特有の戦法らしい)
アフガニスタンのヘラートに戻ってトルクメニスタンの領事に頼み
ビザの横に「この人の国境通過を許可する」と書いてもらい
再度、国境に戻って、大声で国境警備隊に対して
「お前の国の領事が、この国境を越えてよいと許可書を書いてくれた!よく見てみろ!」
と見せたところ、国境警備隊全員が出てきて、電話したり、どこかに出て行ったり、旅券をまじまじ確認したり
1時間もしないうちに職員がハンビヤさんにパスポートを渡しながら
国境警備隊「ウエルカムトゥートルクメニスタン!(英語)」
といわれて入国を許可されたそうです。
いやーすごすぎる執念。感服しました。
ちなみに、旧ソ連に約50万人高麗人(韓国・北朝鮮同胞)がいるそうですね。
そのうちの6割がトルクメニスタンを含む中央アジアにいるんだとか。
なぜに中央アジア?と思って調べたらwiki情報によると
19世紀後半まで朝鮮と境を接した沿海州(現在の沿海地方)に居住していたが、1930年代後半~第二次世界大戦中にかけて中央アジアに追放された高麗人によって形成されたものである。
ううむ。。。そんなに悲しい歴史があったとは・・・
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本日のお勉強
朝の手紙翻訳と、たまったラジオ講座を聞いています。
もうちょっと、ゆっくりしたいと思いますw
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コメント
国境地帯に日本人と紛らわしい顔の人たちがいるといろいろ面倒くさい時代だったので、ごっそり連れて行ったのだそうです。
コリョサラムはロシア語しかできない人も多いので、独立して公用語が非ロシア語になってから、ロシアへ移った人も多いそうですよ。
この辺、お好きだったら(というのも変ですが興味があったら)姜信子さんが何冊か書かれています。
投稿: たま | 2012年4月19日 (木) 00:18
■たまさま
そうみたいですね。。。
時代が時代だけに強制移住となったのでしょうね(汗)そして独立後にロシアへ・・・
ナルホドですねぇ
姜信子さんの本探してみたいと思います。
ありがとうございます。
投稿: まろ | 2012年4月19日 (木) 21:12