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2012年7月 1日 (日)

日本のデフレと韓国の物価高

現在日本では、物価が安定しているというかデフレなので

日銀がもっとお金を刷って通貨安に誘導して、輸出産業を活性化して経済成長を・・・と言う話をよく聞くのですが

そういえば、韓国では李明博大統領になってからウォン安に誘導すされたのですが

その結果どうなったのかなとちょっと調べてみました。

08年2月発足の李明博政権は、大企業を中心とする輸出拡大を経済成長のエンジン役に据えた。価格競争力向上のために為替介入を繰り返すなどしてウォン相場をライバル国の日本や台湾などよりも相対的に安い水準で推移するように誘導してきた。
こうしたウォン安志向政策のツケの一端が交易損失の膨張に表れている。通貨安に支えられたサムスン電子や現代自動車といった主力輸出企業の業績が伸びるのと反比例する形で、国内では物価上昇による購買力の低下が進む構図が深まった。
韓国内では大企業の堅調な収益拡大の恩恵を受けているのが一部に限られ、GDPの伸びの割には「豊かさ」 の実感は乏しい。むしろ11年末の家計負債は912兆9000億ウォンと前年比7.8%増え、過去最多を更新。中・低所得者層の生活資金手当が主因とみられ、名目GDPの伸び率を上回るペースでの拡大が続いている。

財閥は復活して日本勢がえらい事になってるわけですが・・・

その一方、大企業の収益拡大の恩恵がそれほど国民に浸透せず、

中低所得者は物価上昇によって豊かさの実感は乏しい状態になってるんですね。

どうやら、日銀がお金をバンバン刷ればデフレは直るでしょうが

今の日本の厳しい経済状況が直るかっていうと、きっとそう簡単なものじゃないみたい・・・と韓国の現状を見て思いました。

※個人的な感想です。ホントかよくらいのスタンスで受け止めていただければ幸いです。

参考記事
何故、貿易赤字は通貨安を引き起こし、国内物価を押し上げるのでしょうか?
【韓国】ウォン安の「負の効果」膨らむ、所得流出拡大 輸入物価上昇し6割増

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