九州オルレ唐津コースを歩きました。
パウロ・コエーリョの星の巡礼を読んでから、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路のようにずっと続く1本の道を歩きたいなーと思っていました。
巡礼路はいくらなんでも難しいので(苦笑)
九州オルレはちょうどいいなと思っていて、今回九州オルレ唐津コースをめぐってきました。
道の駅桃山天下市に九州オルレ唐津コースのスタート地点があります。
堀秀治陣跡。とても広大で能舞台もありました。
すごく気持ちのいい場所でした。
朝鮮出兵の際、当時の日本の名だたる武将が名護屋に集結したんですね。
人が増えると食料は何とかなるんですが、その際水事情がとても悪くなったそうで、武将間でいざこざがあったみたいです。
前田利家と、徳川家康の間で起きた水争いがあって、
それを伊達政宗が収めたとか。伊達政宗の名前があちこちでます。
こちらは立ち寄り所の茶園海月。
かいげつと読みます。一瞬クラゲ??って思っちゃいました(笑)
この日本庭園が素晴らしかったです。海や名古屋城址が借景になっていて、お茶をいただきながら見るお庭が最高!
季節を変えてまた来たいです。
名護屋城址のど真ん中にある石碑。
名護屋城址の横に「元帥伯爵東郷平八郎書」と書いてあります。
きっと史跡に指定された当時に書かれたものでしょうから
1926年(大正15年)からここにあって、今もなおどっしり変わらず鎮座してることに驚きました。
名護屋城の天守があった個所から眺める玄界灘。
見晴らしがよく一望できるところに本丸がありました。
この海を埋め尽くす船が出港したのを秀吉も見たのかと思うと、
感慨深かったです。
唐津コース後半の波戸岬遊歩道。
海か透き通ってました。そして崖になっている柱状節理。
溶岩が急激に冷やされた柱上にひびが入ったものです。
波戸岬は火山活動でできたのですね。
遊歩道からずっと海が見えてとてもきれいで癒されました。
ゴール地点のトルハルバン。
済州オルレの発祥の地、済州島西帰浦市と唐津市の姉妹都市締結20周年を記念して送られたものだそうです。
歩く前は、自分探しでもするのかなっとおもっていましたが
実際九州オルレ唐津コースを巡ったら、戦国武将の陣跡、名護屋城址の歴史のすごさ、波戸岬遊歩道からの絶景に癒されて
実際自分の足で歩いてみて、唐津を再発見したそんな旅でした。
40代になって、自分探しは完全に終了したようです(笑)
九州オルレは、ほかにもたくさんあるので、近いところから(笑)
また回ってみたいと思います。
参考リンク:九州オルレ唐津コース/唐津市
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント