お待たせしました。この章の題名は
그 ”입구의 돌을 닫아라”
(その入口の石を閉めろ)
です。いよいよクライマックスになりました。この章の前半はトロとホシノさんの掛け合いのような感じで進んでいくので、
二人の会話はそんなに難しくなくてとても読みやすかったです。
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この章は、ホシノさんが
”이거야,원,두 손 들었어”
(ええい、まいったな)
って言うところから始まるのですが、いきなりここで引っかかりました。(46章の終わりにもありますけど)
よくドラマでうまくいかないときに出てくる「イゴヤウォン」って、이거야,원と書くのですね。勉強になりましたw
두 손 들다(両手を挙げる)は、「あきれる、降参する」って意味なのですね。
”お手上げ”って感じでしょうか。表現的にはそっくりですね。
ところで、猫でトロといえば、どこでもいっしょの井上トロが頭をかすめて先入観をとるのに苦労しました(苦笑)
'고양이의 손이라도 빌리고 싶다'라는 속담은 정말 맞는 말이군
'猫の手も借りたい'という諺は本当だな
日本人なんでするするって見逃しそうになりましたが”猫の手も借りたい”って言う慣用句は韓国にもあるんでしょうか?
韓国語でつうじるのかな?大丈夫かな?ってちょっと思いました。
”그렇지,호시노 군이 그 녀석을 죽이는 거지”
(そう、ホシノ君があいつを殺すんだ)
最初、”ホシノちゃん(짱)あんた有名だよ”って言ってたトロが急に、ホシノ君って呼び出すんですよ・・・
なにか特別な意味があるのかと思いましたが・・・考えすぎかな。(原作は”ホシノちゃん”で統一されてました)
・・・相変わらず変なところが気になってますね・・・
압도적인 편견을 가지고 단호하게 말살하는 거야
圧倒的偏見を持って、断固として抹殺するんだ
なんかこの言い回しが好きです。言葉遊びみたいで。
知的でウイットが利いてて・・・なんというか知識をひけらかしてない、さりげない感じがとても、気持ちよかったです。
만일 무언가 잘못돼서 <쥐라기 공원>같은 녀석이 불쑥 나타나면,나는 도대체 어떻게 하란 말이냐구?
(もし、何か間違いがあって<ジュラッシクパーク>のような奴が突然現れたら、俺はいったいどうすればいいんだ?)
<쥐라기 공원>は直訳すると「ジュラ紀公園」、あー韓国に恐竜博物館があるんだなーどこにあるんだろーと検索したら
쥐라기 공원→Jurassic Park→ジュラシックパーク
映画のジュラシックパークみたいな奴が出てきたら、そりゃあどうすりゃいいんだってことなんですね(笑)
テラさんも言われてましたが、私も擬音語がめにつきました。
나카타 상의 시체가 있는 방에서 스르륵스르륵 하는 희미한 소리가 들려온 것은 새벽 세 시가 조금 지났을 부렵이었다.
(ナカタさんの死体がある部屋からずるずるするかすかな音が聞こえてきたのは、早朝3時を少し過ぎたくらいだった。)
스르륵스르륵
[부사] 물건이 조금씩 쓸리면서 잇따라 시원스럽게 나는 소리. 또는 그 모양.
[副詞] 品物が少しずつ傾きながら相次いで明快にする音. またはその模様.
原作では”ざわざわ”ってなってましたけど、스르륵스르륵は”ずるずる”って感じかなと思いました。
미끈미끈한 하얀 표면 속에는 살도 없고 뼈도 없다.
(ぬるぬるした白い表面の中には肉も、骨もない)
두 팔의 근육이 토막토막 잘려 나가는 것 같았다.
(2つの腕の筋肉がずたずたに切れていくようだった)
”白いあいつ”が出てきてから急に擬態語が出てきたような。。。それにしても、この世のものとは思えないものを言葉だけで表現するのはすごいですねぇ
その後ホシノさんは、ナカタさんのためにも最後の力を振り絞って入口の石を閉め、白いあいつも抹殺ました。
ホシノさんが最後の仕事をし終える章でした。
ナカタさんは亡くなりましたが、ホシノさん中で行き続けるようなそんな感じでしたね。その後のホシノさんの人生に影響を与え続けるのでしょうー
とてもすっきりした気持ちでオーラス前を担当できてよかったです。
私の体力も回復しました。
皆さんのおかげで、本当に楽しく海辺のカフカを読めました。これからも韓国語読書を続けたいと思います。
それではオーラスを、テラさんよろしくお願いします。
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